|
みち・いち・まちの声音と旋律、
音が観せるデジャヴの世界。
20世紀が香るユニークな音の風景、懐かしの路面電車が誘う“異界”巡り、不思議旅。
タンカバイをはじめ30種類以上の音源からなるスペース・コラージュ。
1996年制作/北九州市文化振興基金助成事業
収録曲(全9曲、43分30秒):
プロローグ・はじまりはいつもサヨナラ/さて、たゆたうリズムに身をまかせ、喧騒こそアミューズメント猥雑にあやなす街を経巡る。/
軽やかに口笛吹けば犬も吠え、会話も弾む乗り心地。/一番電車が通過する。/“昭和”事件/彼岸の情に包まれて至福の瞬間は久遠の記憶。/無常の身に迫りぬる事を心にひしとかけて、ねじれる不安の宙空を走れば……、波が洗う。/大道はいつもハレ。声がみなぎる、祭りがたぎる、チンチン電車がよく似合う。/エピローグ/テーマソング『ちんちんごとごと』
|